義理の父が合葬を選ぶまでの経緯
「菩提寺があれば、納骨先で迷うことはない」
そう思われがちですが、
必ずしもそうとは限りません。
義理の父の場合
菩提寺もあり、先祖代々のお墓もありました。
それでも、最終的に選んだのは「合葬」でした。
義理の父には、菩提寺と先祖のお墓がありました
義理の父には
両親が納骨されているお墓があり
長年お付き合いのある菩提寺もありました。
形式だけを見ると
納骨先で迷う状況ではなかったように思います。
しかし
現実はもう少し複雑でした。
親族関係は、ほとんど途絶えていました
義理の父は三人兄弟の長男でした。
- 長女は癌で他界
- 妹は高齢で、すでに施設に入所
- 身内との関係は、ほぼ途絶えている状態
さらに私は
義理の父と養子縁組はしておらず
母とも離婚しているため
戸籍上は他人になります。
このままでは
法的に納骨や供養を引き継ぐ人がいない状態
になってしまいます。
このままでは「無縁仏」になる可能性がありました
血縁関係がなく
継承者がいない場合
お墓は無縁仏になる可能性があります。
この点がどうしても気になり
私は菩提寺の住職に相談しました。
義理の父の生前の希望を伝えました
義理の父は、生前
- 両親が眠るお墓に入りたい
- 戒名はいらない
と話していました。
その気持ちをそのまま住職に伝え
相談しました。
「戒名がないと、墓には入れない」と言われました
住職からは
「戒名がないと、先祖代々のお墓には入れられない」
という説明を受けました。
また
- 継承者がいないこと
- 将来的に無縁仏になる可能性
を理由に
納骨堂や合葬という選択肢も提示されました。
ここで初めて
「菩提寺があっても、希望どおりには進まないことがある」
と実感しました。
妹夫婦と話し合い、合葬を選びました
住職の話を受け
私は妹とその夫に相談しました。
- 義理の父の希望
- 戒名の問題
- 継承者がいない現実
これらを踏まえた結果
合葬という形で供養することを選びました。
義理の父が望んでいた
「大げさにしなくていい」という気持ちと
現実的に続けられる形。
その両方を考えた判断でした。
菩提寺があっても、選択肢は一つではありません
この経験を通して感じたのは、
- 菩提寺がある=必ず先祖の墓に入れる、ではない
- 戒名・継承者・将来の管理が関係してくる
- 生前の希望だけでは解決しない現実もある
ということです。
どれが正しい、間違っているという話ではありません。
その家族、その状況ごとに、選ばれる形が違う
というだけなのだと思います。
まとめ 「話しておいてよかった」と思えた理由
もし住職に相談せず
流れに任せていたら
あとからもっと迷っていたと思います。
- 生前の希望を伝えられたこと
- 現実的な選択肢を知れたこと
- 家族で話し合えたこと
このプロセスがあったからこそ
合葬という選択にも
今は納得しています。
この体験から伝えたいこと
お墓や供養の問題は
亡くなってから急に現実になります。
だからこそ
- 菩提寺があるかどうか
- 継承者がいるかどうか
- 生前の希望
これらを
元気なうちに、少しだけでも話しておくこと
が、とても大切だと感じています。

