残される人を迷わせないために、今できること
「自分の葬儀を考えるなんて、縁起でもない」
そう感じる方も多いと思います。
私自身も、以前はそうでした。
けれど、身近な人の死と、自分が生死を彷徨う経験を通して
葬儀のことは、亡くなった後ではなく、生きている今だからこそ考えられること
だと感じるようになりました。
このページでは
私が自分の葬儀について考えるようになった理由を
整理してお伝えします。
身近な死が、「考えるきっかけ」になりました
甥が20歳という若さで突然亡くなりました。
そしてその約1年後に
今度は私自身が脳出血を起こし、生死を彷徨いました。
どちらの出来事も
「準備する時間は与えられないことがある」
という現実を突きつけられる経験でした。
そのとき初めて
葬儀やその後のことを
他人事としてではなく
自分自身の問題として考えるようになりました。
判断力が落ちているときに、決断を迫られる現実
人は
大切な人を亡くした直後や
突然の出来事の中では
冷静な判断ができなくなります。
- 時間に追われる
- 情報が分からない
- 心が追いつかない
そんな状態で
葬儀の内容や費用、流れについて
次々と決断を迫られるのが現実です。
私は
その状況を、残される人に一人で背負わせたくない
と思うようになりました。
葬儀は「気持ち」と「実務」が重なる場面
葬儀には
- 気持ちの整理
- 家族への配慮
- 費用や手続き
といった
感情と実務が同時に押し寄せます。
どちらか一方だけを考えても
納得のいく判断はしにくくなります。
だからこそ
元気な今のうちに
少しずつでも考えておくことに意味がある
と感じています。
すべてを決める必要はありません
「葬儀の内容を細かく決めなければならない」
そう思うと
かえって重く感じてしまいます。
でも
すべてを決める必要はありません。
- 大きな式は望まない
- 家族だけで静かに送りたい
- 費用はこのくらいまで
そんな方向性だけでも分かっていれば
残された人は、とても助かります。
自分のためではなく、残される人のために
自分の葬儀を考えることは
自分のためというよりも
残される人のための準備だと感じています。
迷う時間を減らすこと。
悩み続ける負担を減らすこと。
それは
生きている今だからこそできる
思いやりの形の一つです。
このブログで伝えていきたいこと
このブログでは、
- 直葬や葬儀の選択肢
- 費用や準備の考え方
- 終活や断捨離
といったテーマを
実体験をもとに整理しています。
特定の答えを勧めることが目的ではありません。
判断材料を知ったうえで
自分たちに合った選択ができること
を大切にしています。
迷ったときの、戻ってこられる場所として
葬儀や終活について考えていると
不安になったり、迷ったりすることがあります。
そんなとき
このページが
「立ち止まって考え直す場所」
になればと思っています。
考えること自体が
すでに一歩進んでいる証です。
まとめ 考えることは、不吉なことではありません
自分の葬儀を考えることは
決して不吉なことではありません。
それは
- 残される人を思うこと
- 迷いを減らすこと
- 納得のいく選択を支えること
につながる、大切な準備です。
元気な今だからこそ
少しずつ、無理のない形で
考えていければ十分だと、私は思っています。

