引っ越しって、何度経験しても慣れないものですよね。
私自身、ここ3年間で3回の引っ越しをしてきました。父が施設へ移るときの引っ越しも2回サポートしてきました。
その中で感じたのは、引っ越しはちょっとした知識の差で、費用や手間が大きく変わるということです。
同じ荷物量・同じ距離でも、業者さんによって料金が数万円違うこともあります。
また、不要な家具の扱い方や日程の選び方、見積もりの取り方でも、結果はかなり変わってきます。
この記事では、私がこれまでの5回の引っ越しで学んだことを、やさしくまとめてお伝えします。
「損をしない」「慌てない」「家計にも優しい」、そんな引っ越しのヒントになれば嬉しいです。
引っ越しでまず大事なのは「相見積もり」
引っ越し料金は、業者さんによって本当に違います。
繁忙期・閑散期、曜日、トラックの大きさやスタッフ人数など条件によって変わるので、1社だけで決めてしまうと損をしてしまうことも。
私が比較したときは、同じ条件なのに4万円の差が出たこともありました。
だからこそ、相見積もりはとても大事なんです。
複数社から見積もりを取ることで、
「他社さんがこの金額なので…」と自然に値引きしてくれることもあり、交渉もスムーズになります。
急ぎの引っ越しの場合でも、複数社に問い合わせると空き状況が違うので、意外とお得に決まることもあります。
計画的な引っ越しをスムーズに進めるコツ
1.2〜3ヶ月前:不要品を見直す
荷物が少なくなるほど、引っ越し料金は抑えられます。
「これ本当に必要かな?」と見直すことで、費用が下がるだけでなく、エコにもつながります。
2.1ヶ月前:相見積もりで比較する
料金だけでなく、対応の丁寧さや不要品の引き取りの有無など、業者さんによって特徴はさまざま。
ここでしっかり比較しておくと、当日の安心感が違ってきます。
3.2週間前:荷造りスタート
ぎりぎりになると段ボールの追加注文や当日の延長料金など、思わぬ出費が増えがちです。
早めに少しずつ始めるのがおすすめです。
急ぎの引っ越しをなるべく負担なく進める工夫
急な退去や、施設への入居・転居など、時間が限られる引っ越しもありますよね。
そんなときは、次のポイントを意識すると負担がぐっと減ります。
・とにかく不要品を減らす
急ぎのときほど「全部持って行く」は高くついてしまいます。
譲渡・買取・回収などを活用するだけで料金がかなり変わってきます。
・即日対応できる業者さんを複数チェック
急でも、業者さんごとに空き枠が違うため、比較することで良い条件に出会えることがあります。
・必要最低限の荷物だけ先に運ぶ選択肢も
特に高齢の方の引っ越しでは、荷物が多いと混乱しやすいので、分けて運ぶのも一つの方法です。
【体験談】父の施設引っ越しでフリー便を選んで大変だった話
費用を抑えたくて、父の施設への引っ越しで午後のフリー便をお願いしたことがあります。
フリー便はお得な反面、業者さんの都合で来る時間が前後するのが特徴です。
当日、前の作業が押してしまったようで、荷物を取りに来てくれたのは夜の20時ごろ。
そして新しい施設に荷物が到着したのは22時ごろでした。
もちろん、施設のスタッフさんにもご迷惑をおかけしてしまい…
私も「こんな遅くに引っ越しなんて…」と申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
さらに荷物整理が終わらず、翌日も作業することになり、
その日は施設近くのホテルに急遽泊まることに。
「節約になると思って選んだのに、逆に手間も費用も増えてしまった…」
この出来事から、私は時間に制約がある引っ越しではフリー便は向かないと痛感しました。
施設関係の引っ越しや退去時間が決まっている場合は、時間帯指定のプランを選ぶほうがおすすめです。
家計にやさしい引っ越しにするためのコツ
・平日や午後便を活用する
自宅の引っ越しで、特に時間の制約がない場合は、午後便やフリー便がお得なこともあります。
ただし、先ほどの体験談のように条件によっては向かない場合もあるので、状況に合わせて選んでみてください。
・不要品をリユースする
メルカリやリサイクルショップ、譲渡サービスなどで家具を手放すと、処分費がかからず家計にもやさしいです。
・引き取りサービスがある業者さんを選ぶ
不用品の引き取りは、無料・有料・不可など業者さんによって違います。
見積もりの段階で確認しておくと安心です。
忙しい人にこそおすすめしたい「一括見積もり」
引っ越し準備はただでさえ忙しいのに、業者探しまでとなると大変ですよね。
そんなときに便利なのが、引っ越しの一括見積もりサービスです。
良いところ
- 一度の入力で複数社の見積もりが届く
- 料金の相場がすぐにわかる
- 比較がラクで、結果的に節約しやすい
- 短時間で業者さんの特徴を知ることができる
気になるところ
一方で、業者さんからの連絡が多くなることがあります。
ですがこれは、ちょっとした対処でぐっとラクになります。
- 不要な案内は「今回は大丈夫です」とやさしく伝える
- 比較が終わったら着信拒否を使う
- 「メールで連絡希望」と伝える
- 電話なしで予約までできるサービスもある
忙しい方にとっては、時間の節約にも家計の節約にもつながる心強い仕組みです。
選択肢のひとつとして覚えておくと、とても便利ですよ。
まとめ 引っ越しは、小さな工夫でぐっとラクになります
これまで5回の引っ越しを経験してきた中で感じたのは、
引っ越しは「知っておくこと」だけで大きく負担を減らせるということです。
- 相見積もりは必ずやった方がいい
- 不要品整理は節約にもエコにもつながる
- 急ぎの引っ越しも工夫次第で負担が減る
- フリー便は状況によりリスクがある
- 忙しい人は一括見積もりが味方になる
引っ越しは心身ともに大変ですが、正しい知識があるだけで安心感が増します。
これから引っ越しを迎える方の負担が、少しでも軽くなりますように。
▶︎ 在宅介護と施設介護の違いについては、こちらの記事で全体像を整理しています
「在宅介護と施設介護の違いを比較|家庭に合った選択のポイント」

