直葬(ちょくそう)という言葉を聞いて
「よく分からないけれど、簡素な葬儀なのかな」
そんな印象を持つ方は少なくありません。
実際、直葬は
近年選ぶ人が増えている一方で、誤解も多い葬儀の形です。
このページでは
直葬の基本的な流れや費用
どんな人に向いているのかを
私が感じた視点で整理していきます。
直葬は費用や流れがシンプルな反面、
選び方を間違えると「こんなはずじゃなかった」と
後悔につながることもあります。
▼ 直葬で後悔しやすいケースと、その回避方法はこちら
・直葬で後悔しやすいケースと、その回避方法
直葬で後悔しやすいケースと、その回避方法
直葬とは何か
直葬とは
通夜や告別式を行わず、火葬のみを行う葬儀の形です。
一般的には
- 病院・施設から安置場所へ搬送
- 安置
- 火葬
という流れになります。
僧侶による読経や参列者を招く式は行わず
家族やごく近しい人だけで見送ることが多いのが特徴です。
直葬の流れ(一般的な例)
直葬の流れは、地域や状況によって多少異なりますが、
大まかには次のようになります。
- 亡くなった場所から安置先へ搬送
- 安置(自宅・安置施設など)
- 火葬の日時を決定
- 火葬・収骨
コロナ禍や火葬場の混雑状況によっては
亡くなってすぐに火葬ができない場合もあります。
この点は
事前に知っておくと心構えがしやすくなります。
直葬にかかる費用の目安
直葬の費用は
一般葬や家族葬に比べると抑えられることが多いですが
「いくら」と一言では言えません。
目安としては
- 数十万円前後
(搬送・安置・火葬・必要最低限の手続き)
ただし
- 安置日数
- ドライアイスの使用量
- 搬送距離
- 地域差
によって変動します。
「直葬=必ず安い」ではない
という点は、覚えておきたいポイントです。
直葬は一般葬に比べて費用を抑えやすい一方で、
条件やオプション次第では
想定より高くなることもあります。
▼ 葬儀費用が高額になりやすい理由はこちら
・葬儀費用はなぜ高額になりやすいのか
直葬のメリット
直葬には、次のようなメリットがあります。
- 葬儀の準備や進行に追われにくい
- 費用を比較的抑えやすい
- 参列者対応の負担が少ない
- 静かに見送りたい人に合っている
特に
精神的・体力的に余裕がない状況では、
負担を最小限にできる点が選ばれる理由の一つです。
直葬のデメリット・注意点
一方で、直葬には注意点もあります。
- 親族の理解を得にくい場合がある
- 後から「きちんと送れなかった」と感じる人もいる
- 菩提寺がある場合、対応が必要になることがある
直葬を選ぶかどうかは
費用だけで決めないことが大切です。
直葬が向いている人・向いていない人
直葬を選ぶかどうかは、
費用や形式だけでなく
その人自身の考え方や人生観も大きく関わります。
▼ 私が自分の葬儀について考えるようになった理由
・自分の葬儀を考える理由
向いていると感じる人
- 盛大な葬儀を望まない
- 家族だけで静かに送りたい
- 費用や準備の負担を減らしたい
慎重に考えたほうがいい人
- 親族間で意見が分かれそうな場合
- 菩提寺との関係がある場合
- 葬儀で区切りをつけたい気持ちが強い場合
「向いている・向いていない」は
人の価値観や状況によって変わります。
直葬は「楽な選択」ではなく「選ぶ選択」
直葬は
何も考えずに決めると後悔につながることがあります。
でも
- なぜ直葬を選ぶのか
- どこまでを希望としているのか
こうしたことを
少しでも考えたうえで選ぶなら
納得のいくお見送りになりやすいと感じています。
まとめ 直葬を知ることは、選択肢を持つこと
直葬は
誰にでも合う葬儀の形ではありません。
けれど
「知らないまま選べない」のと
「知ったうえで選ばない」のとでは
意味が大きく違います。
直葬を含め
複数の選択肢を知っておくことが、
後悔の少ない判断につながると
このブログでは考えています。

